2012年11月16日金曜日
何故、西野耕太郎はBLACKSOXを創ったか?
NPO法人BLACKSOX 理事長 西野耕太郎です。
1999年に友人たちと共に、横浜でBLACKSOXを設立しました。
BLACKSOXの名前の由来は「テニスで全ての人の靴下を真っ黒にする」です。
【全ての人】は文字通り【・子ども達・障がい児者・海外の方・お年寄り・大人】など
全ての人たちを表します。
代表者である西野が名付けました。
テニスは他のスポーツと少し違います。
サッカー・バスケットボールなどはゴール・バスケットにボールを入れれば得点です。
しかし、テニスは相手の打ったボールが自分のコートに入らない時に得点です。
あまりこのような競技はありません。
「いかに相手に失敗させるか?」を考える事が大事になってきます。
テニスは性格の悪いスポーツです。
それでも、高校時代に部活動でテニスに出会い、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。
今もそれは変わりません。
西野には平野三樹さんという唯一のテニスの先生がいます。
その先生にある時言われました。
「西野君、勝つためには、相手が何をされたら嫌かを考え、それをするんだ。」
「そこから何かを学び、コートから出たら、人は何をされたら嬉しいかを考え、それをするんだ。」
どんな下手くそなテニスプレイヤーにも引退を考えなければいけない時があります。
何度も何度もありました。
でも、ラケットを手放せませんでした。
高校生の時、早朝誰もいない学校のコートに行き、授業が始まる寸前まで
「相手は○○。カウントは30-40、ピンチ。絶対にファーストサーブを入れる。」など夢想しながら、一人でずっとサーブを打ち続けていました。
今でも全く同じようなことを思いながら、素振りをしています。
「自分が好きなことを続けていくからには、好きなもの・楽しいことを周りの人と分かち合い、全ての人達に喜んでもらい、テニスを社会に役に立つものにする。」
そう決めました。
そうしてBLACKSOXが誕生しました。
これからも仲間を増やして、少しでも多くの人たちにテニスを楽しんでもらいます。
宜しくお願いいたします。
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