2014年7月12日土曜日

活動報告 2014 07 10 南スポーツセンター


西野です。

7月10日木曜日は横浜市南区 南スポーツセンター でのテニスでした。

南区の障がい者作業所の方々が、50人ほど集まる運動会です。
今回あつまってくれた作業所の中にはBLACKSOXのバリアフリーテニス発祥の地 むつみ もあります。


平日のため、こちらのスタッフの確保が大変でした。
なんとか集まってもらったスタッフ9人で一緒にテニスをしました。


スタッフ 30分前に集合し、打ち合わせ・研修です

13:30くらい
みんな続々と集まって来ました。

開始

「テニスをしたことある人は手を上げて」

しっかり体操です。



体操も楽しそうです。


そしてデモンストレーション。
前半はボレーです。

テニスの始まりです!




今日がテニス初めての方

上手に出来てます!


「ありがとうございました!!!」

14:10 少し休憩
後半はストロークです


ストロークのデモンストレーション。
逆光のため暗く写ってます。



みんな、やる気いっぱいです。
たくさんの希望者が列にならんでくれます。


うまい!

たくさんラリーがつながりました。


テニスが初めてで、奥の方でじっと様子を見ていた20歳くらいの男の子が
みんながラリーをしているのを見て、最後に出て来てくれました。

楽しそうにテニスをしていました。



久しぶりに会えたマツムラさん。

BLACKSOXが2002年にバリアフリーテニスを始めた時から、来てくれてました。


当時は作業所の狭いホールでの開催で、
どうしたら運動に慣れていない参加者が
「安全」に「楽しく」テニスをしてもらえるか?の試行錯誤でした。


参加者も増え、会場が広い桜岡小学校の体育館に移りました。

ある時から、マツムラさんがテニス終了後に僕たちのところに来て

「私の事を忘れないでね」

と泣くようになりました。

それが毎月、何回も続くので作業所の方に電話で

「こんなことがあるのですが、マツムラさんに何かありましたか?」

と聞きました。

すると

「家族と離れグループホームで暮らすことになり、とても不安になっている」

とのことでした。



なにかとても切ない気持ちになりました。

僕たちにはどうにもできない問題です。


だから、テニスをしている時には

「楽しい」と思ってもらえるように

そして帰るときには

「また来月もテニスがしたいな」と思ってもらえるように

活動していくことがBLACKSOXの出来る事であり、するべきこと、となっていきました。


初心を思い出させてもらいました。


今日、マツムラさんに「またテニスに来てよ」と言うと

「最近、いろいろと忙しいんだもん」と言われました。

時々、来てね マツムラさん。


では


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